こんにちは!
うだるような暑さの続くマレーシアから
Moppeppeさんです。
前回はラマダンという断食月に出て来る
パサール・ラマダン“Pasar Ramadahn”の
話をしました。
そして、いよいよ4月24日、ラマダンの月が終了し、
それと同時に断食も終了しました。
断食の月ラマダンが終わったら、
次の月は”Shawal(シャワル)という名の月が
やってきます。
シャワル月2-3日めまでは
日本の正月3が日のようにお休みになり、
皆さん家庭でごちそうを作ってお祝いします。
日本のお正月のおせち同様、
このお祭りのために毎年作って
家族で食べる料理は家庭によって様々です。
ただ、どこの家庭でも共通の料理もあります。
竹の筒の中にココナッツミルクに浸した
もち米を入れて直火で蒸し焼きをするLeman(ルマン)
ココナッツの葉をうまく編み込んでうるち米を入れてゆでる
Ketupat(クトゥパット)
Ketupat Image by hartono subagio from Pixabay
牛肉または骨付きの鳥を
スパイスと軽くトーストしたココナッツフレークを
コトコトと長時間煮込んだRendang(ルンダン)
こういった料理は、お祝いのときのメニューには欠かせません。
結婚式にも出る料理です。
ルンダンについては、レトルトで売っているようですね。
マレーシアでも人気のブランドのものご紹介します!
スイーツだったり、煮込み料理だったり。
テーブルの上には何種類もの料理が並びます。
ただ、うちはイスラム教徒ではないので
そのお祝いはしませんが、
ご近所の方がおすそ分けしてくださいます。
ルマク・マサク
(ココナッツミルクとターメリックベースの
野菜を煮込んだもの)
下段左から
それから、日本の年賀状と同じく、
おめでとうの言葉をカードで送ったりもします。
ただ、最近はEカードが主流で、
私もおめでとうの言葉を送るために
とてもシンプルですが、作りました。
イスラム教徒同士でやり取りはもちろん、
私たちのようなイスラム教徒でない人たちが
イスラム教徒に向けて挨拶することもします。
マレー語では
Selamat Hari Raya Aidilfitri
(スラマット ハリ ラヤ アイディルフィトゥリ)
というのが通常の挨拶ですが、口頭では
Selamat Hari Raya
と、省略した言い方もよくされます。
最近はアラビア語で言うのが流行りなようです。
アルファベットやアラビア語で
Eid Mubarak
عيد
مبارك
(いずれもイード
ムバラク)
と、言ったり書いたりしているのをよく目にします。
辛い昼間の断食をひと月続けた後の大きなお祭り。
ひと月くらいはお祝いのパーティーが
あちらこちらで行われます。