こんにちは!
ごめんなさい!
こちらの投稿がしばらく止まってしまいました。

実は、最近ちょっと面白い経験をしました。

普段日本で使っているカレンダーって
西暦に基づいてるでしょ?

日本独自の元号を使っても日付だけは西暦と同じ。

例えば今日は
西暦2022年5月5日
日本の暦だと
令和4年5月5日

May 2022 calendar
Image by Moppeppe3


今私が住んでいるマレーシアは、
普段は西暦。

でも色んな文化を持つ様々な人種がいるため
カレンダーには西暦の他、旧暦やイスラム歴など
いくつかの暦があるんですよ。
Calendar 5 May 2022
Image by Moppeppe3

例えば、西暦で5月5日(木)は
このカレンダーによると
旧暦で四月初五、つまり4月5日
イスラム歴でSyawal(シャワル)月3日

このSyawalという月の前の月が
Ramadahn(ラマダン)という名前の月。
名前聞いたことあるでしょ?
この月ひと月は日の出から日没まで断食、
つまり食料と水を一切口にしない期間。

この印刷されていたカレンダーによると
ラマダンの終わりが西暦の5月3日でした。
が、今年はこのカレンダー通りには
行きませんでした。


世界中にイスラムの国いくつもあって、
多くではこの印刷されたカレンダー通りに
断食月が終わりました。

その一方マレーシアは
いまだ月の様子を観察して
宗教の最高責任者の声で
断食の終わりを決めます。

まあ、カレンダーは
「きっと今年はそうだろうな」
という状態で印刷されているわけですね。


5月1日がラマダン最後の日で
2日が断食明けのお祭りだと
発表されたのがその5月1日。

大晦日12月31日に「今日がお正月ですよ~」
と、発表があるようなもの。

いやあ~皆さん慌てたでしょうねえ



私も、5月2日はお隣の奥さんが
断食明けのお祭り用の食べ物を
持って来てくださるまで
全く知りませんでした。
Raya food from Siti's May 2022
Image by Moppeppe3

前の晩の花火や爆竹の音が
あまりにも遅くまでうるさくて眠れず寝坊。

その奥さんが玄関のドアをノックしてくれるまで
ぐっすり寝てました。

これから先、イスラム歴のカレンダーは
日付がズレていくため、
ある計算式に照らしあわされて
書き換えられるのだそう。

ビジネスや普段の生活ではあまり使うことはありませんが
様々な行事ではイスラム歴はよく使われるので、
暦が印刷されたカレンダーとズレていく、
ちょっと稀に見る体験をしたような気がしました。
Selamat Hari Raya Card 2022
 Image in the e-card by Syaibatul Hamdi from Pixabay