こんにちは!

マレーシアから
Moppeppe3です!

 

 

 

もう12月もあと10日を切りました。

2021年もあっという間に過ぎそうです。

 

私が前回日本に帰ったのは、
20197月から8月にかけて。

あれから
2年とちょっと。

2008
年以降、ほぼ毎年(幸いにも)
一時帰国させてもらっていますが、
日本って帰る度に何かしら変化して
その度に驚いてます。

二年もたてば、また更に
変わってるんでしょうね。

 


ところで
2020年初めからの新型肺炎対策で、
Stay home!を叫ばれるようになり、
何かと運動不足を感じる人も多いのでは?


私も何だかだんだん行動範囲が
狭くなっていったのを感じてました。

 

今でこそ、マスクが必要であったり、
アプリを使って居場所の登録が
必要ではありますが、
行動制限はかなり緩和されました。

でも、ほんの数か月ほど前までは
本当に檻の中にいるような感覚でした。

 


そうなると、心配なのは運動不足。

スポーツ施設利用はもちろん、公園での散歩、
山道のハイキングすら禁止でした。

 


ところで、マレーシアは、

対人口の糖尿病患者数が
アジアで最も高い国と言われています。

 

ちなみに、2019年の統計で、
日本の糖尿病罹患率がだいたい5.6%、
マレーシアのそれは、18.3%。

ただ、日本人との生活の違いを見ると、

そうならざるを得ないと思えること
も多い気がします。

 

 

例えば、日本では子供たちは小学生になると、
学校は歩いて行くのが普通ですよね。

家から遠い私立の学校に行く子供たちでも、

大きなバッグを背中に背負って、
自分たちでバスや電車を乗り継いで
移動しますね。

私も小学一年生の頃、
ランドセルが体に対して大きく見え、
荷物に手足が生えているみたいなんて、
親に揶揄われたりしました。(笑)


でもそれが親にとっては、

子供の独り立ちの第一歩で
感動したりするものなんですよね。

それに、日本の学校の周りの道路って、
朝は特に許可を受けた車両以外は
進入禁止になっているところが
多かったりしませんか?

それって子供たちが徒歩での登校の
環境づくりのためなんでしょうね。


マレーシアでは、大抵の子供たちは親が

車で送り迎えをします。

我が家もご多分に漏れずです。

● 家から学校までの公共交通機関がない

● 暑い

● 雨に降られると、道路が冠水してしまう

● 自転車で行くには、道路事情が悪すぎる

 (道の広さの割に、車は多く、速度も速い)

●歩道や自転車用通行帯がない。

●道路における治安があまりよくない。


など、理由はいろいろあります。


一番大きいのは、公共交通機関がないこと

ですね。

あるとしても、時間通りに来ることは

まずありません。

 

バス停には時刻表がありません。

インターネットで近所のバス時刻表を調べると
「朝
7時から18時まで20分おき」
と、書かれていませんでした(笑)


加えて日本の子供たちに比べると、

肥満が多いのも確かです。

車の移動となると、歩かないだけでなく、

自分の荷物を持って歩くことがないので、
腕の力、足腰も弱い感じがします。

 

それから、食べ物について。

マレーシアの食べ物は、
ほとんど「油」が使われます。

料理の名前に”Goreng(ゴレン)
よく見かけられます。

この言葉の意味は「揚げる」「油炒め」を
意味します。

「ミーゴレン」「ナシゴレン」というのを
聞いたことのある人もいるでしょう。

 

それから、最近はずいぶん抑え気味に
なりましたが、砂糖の摂取量が
多いと考えられます。

甘いドリンクを飲みながら食事なんて普通です。


以前、私が日本にいたときに勤めていた会社で

マレーシアからの研修生を
受け入れたことがありました。

その研修生のうち三人ほどが、

歯痛を訴えてきたことがありました。

時期はそれぞれズレていましたが、

同じ歯医者さんで診てもらいました。

3
人目の研修生を診たときの歯科医の言葉が

いまだに記憶にあります。

 

「食生活の違いでしょうかね。

日本人の歯を治療するように
ドリリングできないんですよね。

ドリルの先がちょっと当たっただけで歯が
削れてしまうんですよ。

歯が凄く柔らかいんですが。
これまでの研修生の皆さん全員そうでした。」

その言葉が今分かります。

マレーシアの人たちって甘いもの
たくさん摂るんですよね。

 


ご飯の時でも甘いコーディアルが出たり。

夜飲みに行くと言って飲むのは
甘いミルクティーやマサラティー。

コンデンスミルクたっぷりのコーヒー。

お茶菓子代わりにフライドチキンや
ロティと呼ばれるフラットブレッド。

いや、美味しいんですよ。


でも、毎日口に入れてたら、
どれだけの糖分をとるんだろうってくらい。


糖分は骨や歯を溶かしますし、

血糖値も上げてしまいます。

 

そういう生活をずっとしていますから、
Ⅱ型糖尿病の罹患率も高くなるのは
当然かもしれませんね。

 


でも、伝統的な料理ってやはり
理にかなっていることって多いんですよね。

 

特に白砂糖は短い時間で
血糖値を上げることで知られています。

一方、比較的緩やかに血糖値を上げる、

もしくはほとんど上げないと言われる砂糖も
存在します。

 

それが、パームシュガーと言われる、
椰子の木や花から採取されるシロップや
ネクターを煮詰めてできるお砂糖です。

 Gula Melaka from Kuala Pilah

作るのにはものすごく手間暇がかかるそうで、
オランアスリと呼ばれる
原住民の人たちが
主に作っているそうです。


だからこそ、昔の人たちはそのような砂糖を
少しずつ大事に使って、
エネルギー源として利用してたんですよね。

 

GI値はなんと30と言われています。

料理やお菓子にちょっとだけ
甘みをつけるくらいであれば、
ほとんど影響は出ないレベルです。

 

夢のような砂糖ですね。

もちろん糖分ですから、
摂り過ぎはいけませんが。

 

私もカレーを作るときに
塩味をちょっと増長させるために
ほんのちょっと加えたりします。

それから、スイーツにも
ココナッツと一緒に
よく使われます。

昨日の冬至の夕食で義母が作ってくれた

白玉団子の中に、
ココナッツフレークをパームシュガーで
まぶしたものが入ってました。
WhatsApp Image 2021-12-22 at 8.39.55 AMだんご Dumpling


また、スイーツのシロップとして、

ココナッツミルクとこのパームシュガーを
少し混ぜたりすることも。

 

この組み合わせ、東南アジアの味です。

 


お正月のぜんざいにも、
パームシュガーとココナッツミルク
試してみて下さい。

合いますよ。

 


最後に

私自身でブログを書くのが一つの目標でした。
ようやくその目標が一つ叶いました。
一時期は方法がわからないまま何もせずに
ただ時間を過ごしていたのですが、
これを始めたのがきっかけで、
ここまで来ました。
今は、書く楽しさを感じることができ、
書くモチベーションも維持できています。
よろしければ、こちらもご覧ください。

 

読んで下さりありがとうございました。